とつとつと

文章が書けない、意見が言えない大人が、チラシの裏にでも書いておけばいいことを「とつとつ」と書いていくブログです。

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書くのが苦手なので、本を読んでみました。

今週のお題「読書の秋」PartII

どうも“とつとつ”です。

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~』(前田安正・著 大和書房)という、書くのが苦手な私にピッタリなタイトルの本を連休の間に読み終えました。

totsu-totsu.hatenablog.com

「文章を書くのが苦手で悩む 4」で書いた通り、書く練習もかねて小学生の読書感想文風な、ブックレビュー(書評)に挑戦してみたいと思います。

 

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マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

ブックレビュー(書評)

マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~』(前田安正・著 大和書房)は、朝日新聞校閲の仕事をしたり、日本語についての特集やコラムを担当した、文章のプロが「文章術」について解説した本です。

本書は文章を書くことに戸惑いを感じている生徒役の女子大学生「すず」と、教師役の「謎のおじさん」の対話形式で文章の書き方を初級〜プロ級のステップごとに、ストーリー仕立てで解説していきます。

さすが新聞社のベテラン校閲記者の著作というだけあって、理路整然と本当にわかりやすい文章を書くための基礎の基礎が、順序だてて書いてあります。

しかし手っ取り早くビジネスメールや文書の書き方テクニックを知りたい人は、他のハウツー本を読んだ方がいいと思います。

本書の良いところ

本書の良いところは、文章のプロが「文章術」について解説した本だけあって内容が理路整然としてわかりやすいところです。

生徒役の女子大学生「すず」と、教師役の「謎のおじさん」のコミカルな対話形式で文章の書き方を初級〜プロ級のステップごとに、ストーリー仕立てで解説してあり面白くてよかった。

また本書は章ごとにページの配色が変わるという特徴があります。

具体的に説明すると、第1章は「黄色」、第2章は「赤色」、第3章は「緑色」、第4章「青色」を基調として使っている。

こうすることで、色によって今どの部分を読んでいるのかがわかりやすくなるので、読者にとってとても親切な作りになっています。

本書のダメなところ

本書のダメな点は、使い分けもこまかいこだわりが見られる文章中のフォントです。

本書は生徒役の女子大学生「すず」と、教師役の「謎のおじさん」の対話形式で、「すず」のセリフは手書きのようなポップなフォントなのに対し、「謎のおじさん」のセリフはゴシック体になっていて、パッと見ただけでどちらのセリフかがわかりやすくなっています。

しかし、「すず」のセリフのフォントがあえて読みにくい手書きのようなフォントで書かれており、私には読みにくかったので、本当に残念でした。

また私は普段からKindleで本を読むことが多いので、電子書籍版で購入したかったです。

さいご

本書は就職活動のエントリーシートを伝わるように書きたい人にピッタリです。

手っ取り早くビジネスメールや文書の書き方テクニックを知りたい人は、他の本を読んだ方がいいと思います。

しかしどのような文章でもわかりやすさは必要なので、伝わる文章を書くことを目指している人にはお勧めです。

「文章を書くのが苦手で悩む 4」で書いた通り、今回書く練習もかねて小学生の読書感想文風な、ブックレビュー(書評)に挑戦してみました。

「文章が書けない理由と対策」で考えた対策を踏まえ、読了した本も参考に文章を書いてみました。

私のように文章を書くのが苦手な方は、ぜひ読んでみてください。

興味がある方は是非、下記のサイトにて詳細をチェックしてみてくださいね!!