池波正太郎の小説 鬼平犯科帳 第三巻「兇剣」読書後のあらすじと感想
どうも”とつとつ”です。
でも書きましたが、波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」は、私のお気に入りです。
定期的に何度も読み返している作品で、Kindleに入れていつも欠かさず持ち歩いています。
そんな「鬼平犯科帳」好きの私ですが、今日は、鬼平犯科帳 第三巻「兇剣(きょうけん)」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。
■過去の連載記事
鬼平犯科帳 第三巻
第三巻の収録作品は「麻布ねずみ坂」・「盗法秘伝」・「艶婦の毒」・「兇剣」・「駿州・宇津谷峠」・「むかしの男」の6篇です。
今回は鬼平犯科帳 第三巻「兇剣」の読書後のあらすじと感想を書きたいと思います。
「兇剣」読書後のあらすじと感想
あらすじ
虫栗の権十郎一味と女賊お冨を捕えられてから十日過ぎたある日、長谷川平蔵は、木村忠吾をつれて愛宕山・参詣を思いたった。
参拝からの帰り道、助けを求め女が走ってきた。
女の名はおよねといい、出雲屋丹兵衛に勤める女中であった。
脇差を抜いておよねを追っていたのが、猫鳥の伝五郎という男で、高津の玄丹の手下である。
平蔵がおよねを庇うと、猫鳥の伝次郎はおよねを渡すように言ってきた。
しかし、勝てぬとわかったらしく、その場を去っていった。
およねは何故、襲われなければならないのか……
感想
第三巻・四話「兇剣」です。
平蔵の危機を剣友・岸井左馬之助が間一髪のところで助けます。
よくぞ岸井左馬之助、平蔵を追って京まで来てくれました。
もし左馬之助が来なければ、平蔵の命は……
平蔵自ら死を悟るくらい、窮地に陥っていました。
そこを助けた左馬之助、さすが友です。
しかしまあ、九死に一生を得た平蔵にとっては、とんだ奈良見物になってしまいました。
成長著しい木村忠吾は、浦部彦太郎に見込まれ彦太郎の娘と夫婦になる約束をしました。
登場人物
- およね
- 猫鳥の伝五郎 - 高津の玄丹の手下
- 白狐の谷松 -高津の玄丹の手下
- 高津の玄丹 - 香具師の元締・盗賊
- 牛滝の紋次 - 盗賊
- 白子の菊右衛門 - 香具師の元締
- 浦部彦太郎 - 京都・西町奉行所の与力
- 木村忠吾 - 長谷川平蔵組下・同心
- 岸井左馬之助 - 平蔵の剣友
- 長谷川平蔵 - 前火付盗賊改方長官
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次回予告
次回は、鬼平犯科帳 第三巻「駿州・宇津谷峠」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。