どうも”とつとつ”です。
でも書きましたが、波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」は、私のお気に入りです。
定期的に何度も読み返している作品で、Kindleに入れていつも欠かさず持ち歩いています。
そんな「鬼平犯科帳」好きの私ですが、今日は、鬼平犯科帳 第四巻「密通(みっつう)」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。
■過去の連載記事
鬼平犯科帳 第四巻
第四巻の収録作品は「霧の七郎」・「五年目の客」・「密通」・「血闘」・「あばたの新助」・「おみね徳次郎」・「敵」・「夜鷹殺し」の八編です。
今回は鬼平犯科帳 第四巻「密通」の読書後のあらすじと感想を書きたいと思います。
「密通」の読書後のあらすじと感想
あらすじ
血頭の丹兵衞が駿河国・島田宿で捕らえられ、江戸に護送されてから半月が経ったある日、長谷川平蔵の妻・久栄が伯父の天野彦八郎から頼まれごとをされた。
久栄は何かにつけ威張りちらす、鼻持ちならないこの伯父が大きらいなのである。
伯父・天野彦八郎からの頼みは、天野家の家来・遠藤小助が金五十両を盗んで逃げたので、御公儀筋には内々に探し出して欲しいというものであった。
本来ならば幕府の目付役へ届けてから、町奉行所へ任せるのが筋で、火付盗賊改方が取り扱うものではない。
しかし親類すじの頼みごとゆえ、平蔵は一応の話を聞いてみることにした。
感想
第四巻 3話「密通」です。
久栄の伯父・天野彦八は悪人です。
長谷川平蔵・久栄夫婦にも、こんな親類がいるのには驚きました。
七百石の旗本であり、御小納戸という将軍家の側近くに使える役目にあるにも関わらず、家臣の妻に手を出すとは……。
久栄が大嫌いなのもわかります。
池波正太郎氏が平蔵の親類をこんな悪人として描いたのも、面白いです。
登場人物
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次回予告
次回は、鬼平犯科帳 第四巻「血闘」の読書後のあらすじとコメント(ネタばれ)を書きたいと思います。