どうも”とつとつ”です。
でも書きましたが、波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」は、私のお気に入りです。
定期的に何度も読み返している作品で、Kindleに入れていつも欠かさず持ち歩いています。
そんな「鬼平犯科帳」好きの私ですが、今日は、鬼平犯科帳 第四巻「敵(かたき)」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。
■過去の連載記事
鬼平犯科帳 第四巻
第四巻の収録作品は「霧の七郎」・「五年目の客」・「密通」・「血闘」・「あばたの新助」・「おみね徳次郎」・「敵」・「夜鷹殺し」の八編です。
今回は鬼平犯科帳 第四巻「敵」の読書後のあらすじと感想を書きたいと思います。
「敵」の読書後のあらすじと感想
あらすじ
その日、岸井左馬之助は昼下がりに、三国峠へのぼりついた。
左馬之助が、道から切れこんだ木立の中で昼食を取り始めたとき、木立の奥深いあたりから妙な音が聞こえた。
左馬之助が木立の奥へ入って行くと、二人が脇差を抜き合い闘っているのを見た。
感想
第四巻 7話「敵」です。
のちに平蔵の密偵として活躍する、大滝の五郎蔵の登場です。
五郎蔵は若い頃、大盗・蓑火の喜之助のもとでみっちりと修行をつんだ盗賊とだけあって、本格的な盗賊です。
喜之助のもとを離れたあとは、同じ蓑火一味だった五井の亀吉と協同でお盗(つとめ)をしていました。
このように、頭領が二人いることを〔ならび頭〕と呼びます。
それにしても岸井左馬之助、三国峠から江戸まで五郎蔵を尾行し、五郎蔵の盗人宿まで見つけるとは、すっかり火付盗賊改方の一員のようです。
登場人物
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次回予告
次回は、鬼平犯科帳 第四巻「夜鷹殺し」の読書後のあらすじとコメント(ネタばれ)を書きたいと思います。