どうも”とつとつ”です。
でも書きましたが、波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」は、私のお気に入りです。
定期的に何度も読み返している作品で、Kindleに入れていつも欠かさず持ち歩いています。
そんな「鬼平犯科帳」好きの私ですが、今日は、鬼平犯科帳 第五巻「乞食坊主(こじきぼうず)」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。
■過去の連載記事
鬼平犯科帳 第五巻
第五巻の収録作品は「深川・千鳥橋」・「乞食坊主」・「女賊」・「おしゃべり源八」・「兇賊」・「山吹屋お勝」・「鈍牛」の七編です。
今回は鬼平犯科帳 第五巻「乞食坊主」の読書後のあらすじと感想を書きたいと思います。
「乞食坊主」の読書後のあらすじと感想
あらすじ
古河の富五郎の手下である鹿川の惣助と寝牛の鍋蔵は、二人の密談を乞食坊主に聞かれてしまった。
話しを聞かれてしまった二人は、この坊主を殺そうとするが失敗する。
窮した二人は、香具師の元締・羽沢の嘉兵衞に殺害を依頼する。
二人が命を狙う乞食坊主、じつは長谷川平蔵と共に高杉銀平道場で剣術を学んだ、井関録之助であった……。
感想
第五巻2話「乞食坊主」です。
井関録之助が久しぶりに平蔵の前にあらわれたとき、平蔵が録之助に言った言葉が印象に残っています。
ほほう。録之助よ、とんと風流な扮装ではないか
この時の録之助は、蓬髪、髭だらけ、しかも下帯ひとつの裸体の上からむしろを引きかぶった姿でした。
しかし平蔵はそんな録之助を見ても昔と変わらずに録之助に接します。
当り前だ。饅頭の餡が辛くなるはずはねえやな
どんな立場になっても変わらぬ平蔵です。
登場人物
興味がある方は是非、下記のサイトにて詳細をチェックしてみてくださいね!!
次回予告
次回は、鬼平犯科帳 第五巻「女賊」の読書後のあらすじとコメント(ネタばれ)を書きたいと思います。