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池波正太郎の小説 鬼平犯科帳 第二巻「埋蔵金千両」読書後のあらすじと感想

どうも“とつとつ”です。

totsu-totsu.hatenablog.com

でも書きましたが、波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」は、私のお気に入りです。

定期的に何度も読み返している作品で、Kindleに入れていつも欠かさず持ち歩いています。

そんな「鬼平犯科帳」好きの私ですが、今日は、鬼平犯科帳第二巻「埋蔵金千両(まいぞうきんせんりょう)」の読書後のあらすじと感想(ネタばれ)を書きたいと思います。

鬼平犯科帳 第二巻は「埋蔵金千両」で終了です。

 

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■過去の連載記事

鬼平犯科帳 (一)読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「蛇の目」読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「谷中・いろは茶屋」読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「女掏摸お富」読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「妖盗葵小僧」読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「密偵」読書後のあらすじと感想

鬼平犯科帳 (二)「お雪の乳房」

鬼平犯科帳 第二巻

 

 

第二巻の収録作品は「蛇の目」・「谷中・いろは茶屋」・「女掏摸お富」・「妖盗葵小僧」・「密偵」・「お雪の乳房」・「埋蔵金千両」の7篇です。

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埋蔵金千両」読書後のあらすじと感想

あらすじ

太田万右衛門は、夏頃から病魔に襲われ衰弱していた。

死を悟った万右衛門は、彼の世話をしている女・おけいに、かつて自分が小金井の万五郎という大泥棒だったことを打ち明ける。

万右衛門は、おけいに武州・小金井に千両の隠し財産があり、半分をおけいにやる代わりに、信州・上田にいる男を連れてきてほしいと頼んだ。

おけいは、万右衛門の頼みを聞きいれ、信州へ旅立つ。

しかし万右衛門は、その後、医師の中村宗仙が治ると請負い、実際に治りかけると、おけいに隠し財産のことを漏らしたのを後悔するのであった……

感想

第二巻・七話「埋蔵金千両」です。

中村宗仙の治療のおかげで万右衛門は生きられると感じた途端、金への執着が蘇り、まだ直りきっていない身体をおして先に隠し金を掘り出す為に旅立ちます。

太田万右衛門こと小金井の万五郎、昔は荒稼ぎと急ぎ盗(いそぎばたらき)で売った大泥棒でした。

大泥棒だけあって金への執着心・欲深さはすごく、命を削りながらも隠し金を掘り出す為に旅立つ小金井の万五郎の姿は、読んでいてとても滑稽でした。

信州・上田に旅立ったおけいの、その後の行動もやはりで、人間らしくておもしろいです。

改めてお金の力はすごいと思いました。(苦笑)

登場人物

興味がある方は是非、下記のサイトにて詳細をチェックしてみてくださいね!!

次回予告

鬼平犯科帳 第二巻は「埋蔵金千両」で終了です。

次回は、「鬼平犯科帳 第二巻」の読書後のあらすじとコメント(ネタばれ)を書きたいと思います。

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