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どうも“とつとつ”です。
で紹介した、『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』 (山口拓朗・著 日本実業出版社)という、書くのが苦手な私にピッタリなタイトルの本を読み終えました。
「文章を書くのが苦手で悩む 5」で書いた通り、書く練習もかねて小学生の読書感想文風な、ブックレビュー(書評)に挑戦してみたいと思います。
そもそも文章ってどう書けばいいんですか?
本の目次
- CHAPTER 01 ひとつの文章にはひとつの意味を ~社内向けメール編1〜
- CHAPTER 02 仕事で使う文章には、必ずといっていいほど目的がある ~社内向けメール編2~
- CHAPTER 03 仕具体的に書くとダンゼン伝わりやすくなる ~報告書・リポート編~
- CHAPTER 04 具状況に応じてテンプレートを活用する 〜社外へのメール編〜
- CHAPTER 05 読者ターゲット設定とニーズの把握がすべて ~クライアントへの提案書編~
- CHAPTER 06 400文字の文章は、ワンメッセージに絞る ~エントリーシート編~
- CHAPTER 07 ネット上の文章で重要なSEO ~ブログ編1~
- CHAPTER 08 読者が知りたいことを過不足なく書く技術 ~ブログ編2~
(引用元:本書目次)
ブックレビュー(書評)
『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』(山口拓朗・著 日本実業出版社)は伝える力【話す・書く】研究所所長で株式会社アップリンクス取締役、過去には出版社で編集者・記者を務めたのち、
現在、講演や研修を通じて「論理的に伝わる文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れる文章&コピーの作り方」「ファンを増やすブログ記事の書き方」などをはじめとした実践的ノウハウを提供する、文章の専門家が「文章術」について解説した本です。
本書はマンガを織り交ぜた対話形式で、文章を書くための基本とコツ、そしてテクニックをストーリー仕立てでわかりやすく解説しています。
登場人物は、生徒役に小学生の頃から作文が大嫌いで文章アレルギーを持つOL「モモ」と、教師役に同僚の元編集者「モジャ先輩」の二人。
本書の良いところ
文章を書く必要に迫られているにもかかわらず、文章を書くのが苦手な人のなかには、そもそも本を読むこと自体が苦手という人が少なくない。
本書は、そもそも文章を書くのが苦手なだけでなく、本を読むこと自体が苦手な人を対象に、マンガを織り交ぜながら、文章の書き方を指導しているので、すごく読みやすいです。
各章の冒頭数ページにマンガを配置することで、文字が苦手な人も読み進めることができると思います。
また「原文」と「修正分」の対比を入れることでどわかりやくなっています。
各章の冒頭数ページはマンガになっており、手に取ってめくった瞬間に、読んでみたい箇所が発見でき、読みやすくてよかったです。
本書のダメなところ
全体を通して、漫才のようなテンポのリズムで読みやすいのですが、ところどころ生徒役・モモのテンション(人に教えを請う態度なのか?)に疑問を感じてしまいました。
特に生徒役・モモのくだけた感じが私には合わず、それが気になって本に集中できませんでした。
私にはもう少しかたい口調のほうがよかったです。
また表紙イラストの女性がラノベ風?で、小心者の私はそのまま外で読むには恥ずかしく抵抗があり、ブックカバーをつけて読んでいました。
あと電子書籍でも販売して欲しかったです。
この本の読者の対象者は?
自分の文章に自信が持てない人(私)、
案内文や企画書の文章を書くのが苦手な人(私)、
就職活動のエントリーシートを伝わるように書きたい人にピッタリです。
さいご
「文章を書くのが苦手で悩む 5」で書いた通り、今回書く練習もかねて小学生の読書感想文風な、ブックレビュー(書評)に挑戦してみました。
著者の山口拓朗さんがいう、“悪魔の無限ループ”から抜け出すために、なんども読み返したいと思います。
私のように文章を書くのが苦手な方は、ぜひ読んでみてください。
興味がある方は是非、下記のサイトにて詳細をチェックしてみてくださいね!!
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